2013年度のゴールデングラブ賞が発表されました。
広島カープからは初選出の菊池、丸、2年連続3回目の前田健太が選出されました。
今年度は選出球団が偏っており、セリーグは中日、ヤクルトからの
選出はありませんでした。
広島ファンとしては菊池選出は嬉しいですね!
2013年度ゴールデングラブ賞は初づくし
初受賞はセパ合わせて8人いました。
<セリーグ>
一塁手 ロペス
二塁手 菊池 涼介
三塁手 村田 修一
外野手 丸 佳浩
<パリーグ>
一塁手 浅村 栄斗
二塁手 藤田 一也
遊撃手 今宮 健太
外野手 秋山 翔吾
その他ポジションのゴールデングラブ賞が見たい方はこちらをご確認ください。
http://mgg.mitsuipr.com/mgg/index.html
菊池はエラー多いのになんで選出?
二塁手で選出された菊池はセリーグで同一一位のエラー数となっています。
(ちなみにもう一人の一位はカープ堂林ww)
ゴールデングラブ賞はもちろんエラー数だけで選出されるのではなく、
RF(レンジファクター/アウト寄与率)や
UZR(アルティメット・ゾーン・レーティング)といった指標も評価の対象となります。
それを考慮すると菊池選手はRFとUZRが圧倒的に良いのです。
また、菊池は2013年度、
1シーズンでの最多捕殺数の日本記録を更新しました。
簡単にいうと歴代のプロ野球選手の中で1シーズンで
一番捕殺(バッターが打ったボールを取ってアウト)しているということ。
セカンドというポジションはたくさんボールが来ますが、
それでも他チームのセカンドに比べると圧倒的にアウト数が多いです。
これは打球への反応やポジション取りが上手いために、
他の選手ならヒットになるところを
菊池選手は追いついてしまうということなのです。
なので、エラー数はセリーグ一位ですが割合からすると
そこまで高くなく、今回のゴールデングラブ賞選出に至ったのだと思います。
菊池は「忍者」!?
菊池は大学時代、カープのスカウトが見に来た際、「忍者」の愛称で
注目されていたようです。
確かに試合を見ていても、「なぜそこにいる?!」と
守備範囲の広さに驚かされることが多かったです。
シーズン後半はエラーも減ってきて安定感ありましたしね。
石井拓郎コーチも菊池には大いに期待を寄せている様子が
ブログにも書かれていました。
キクチの可能性 (石井 琢朗オフィシャルブログ|琢朗主義|球技&チームスポーツ|野球|野球)
菊池に来シーズンもさらなる期待
今年2年目でまだまだ発展途上な菊池選手。
初のゴールデングラブ賞おめでとうございます。
来シーズンもますます活躍が期待できそうです。